法政二中の学校説明会に参加!
法政大学第二中・高等学校(法政二中)の学校見学に参加しました。説明会は生徒さんによる学校紹介と全体説明の二部に分かれていて、最初に吹奏楽部の演奏がありました。吹奏楽部の生徒さんによると、部活は中高合同。男女関係なく生徒さんの仲は良いそうです。グラウンドや説明会の行き帰りに複数の生徒さんを見ることもでき、学校の雰囲気を感じることができましたよ。
交通アクセス
東急東横線、東急目黒線武蔵小杉駅から徒歩10分、JR南武線武蔵小杉駅より徒歩12分、JR横須賀線、湘南新宿ライン武蔵小杉駅から徒歩15分の場所にあります。ちなみに、法政二中に行く途中の通りの名前は「法政通り」です。
生徒さんによる学校紹介
説明会は木月ホールで行われました。1300人収容できるだけあって、これまで私が参加した学校説明会では一番の広さでしたよ。生徒会長さんの挨拶では、自分を信じて諦めないようにアドバイスがあり、受験生には励みになったのではないかと思います。
体育祭
6月に中学だけで行われ、中1は玉入れ、中2は台風の目、中3は騎馬戦をしたそうです。中1~3年合同の応援団による応援合戦はオラは人気者などの曲が使用され、生徒さんがとても楽しそうに踊っていましたよ。
全体説明
校風
「自由と進歩」を建学の精神とし、自由に考えて主体的に行動する力、社会や人のために考えて行動する力を養う教育を行っています。体育祭、文化祭は生徒さんがすべて作り上げているそうです。
週サイクルの学習姿勢を確立
中1~2は29人以下の少人数学級(高校は1クラス45人)で、英語と数学は約14名の分割授業を実施しています。週サイクルで授業を振り返り、「わかる→できる」になるように学習内容をしっかり定着させています。附属だから勉強しないということはないとおっしゃっていました。また、塾に通う必要はないそうです。
体験重視の教育プログラム
知識の習得だけでなく、様々な体験を通じて学んで欲しいそうです。国語の授業で落款を作成したり(生徒さんの美術の作品に落款が押されていました)、方言調べ発表で方言マップを作ったりしていましたよ。理科や家庭科では、生徒さん自身がアポを取った上で取材を行い、レポートを作成していました。
理科の実験(週1)
3年間で70回ほど理科の実験の授業があります。1人につき1セットの実験器具や顕微鏡があり、実験はすべて1人で行います。実験ノートに記録するため、科学的な分析能力が身に付きます。
音楽
マラカスや木琴などの楽器を創作し、譜面を作り、練習・発表する授業があるそうです。楽器を創る授業はワクワクしそうですよね。
進学
生徒さんの98%が法政大学の推薦資格を取り、90%が法政大学に進学します。学部については法政大学専願の生徒さんが優先されますが、法政大学の推薦を持ったまま私立、国公立大学の受験をすることが可能だそうです。推薦を保持したまま私立大学を受験できるのは寛容ですよね。
入試
教科ごとの基準点はなく、合格は4教科の合計点で決まります。追加合格は、1回と2回の両方受験した方の中から出ます。合格の目標点は正答率75%で、簡単なミスをしない、全教科を幅広くバランス良く学習する(苦手科目がない)ことが大事だとおっしゃっていました。思考力が必要な問題を増やす方向で考えているそうです。
施設見学
教室、美術室、書道室、体育館、グラウンドなどを見学しました。美術室の前には生徒さんの作品がたくさん飾られていたし、体育館ではバスケットボール部、バレー部、グラウンドではサッカー部の活動を見ることができましたよ。校舎はとても綺麗で息子が一緒に見学していたらテンションが上がっただろうなぁと思いました。息子だけかもしれないけど、施設が綺麗なのはかなりポイントが高いらしい…